弁護士マップのイチオシ記事

保険会社担当者の「そういう決まりになっている」にはご注意を!

誤解のないようにはじめに書いておきますが、これは一部のモラルなき保険会社担当者の(実際にあった)話であって、すべての保険会社担当者に当てはまるわけではありません。

これは、交通事故被害者が弁護士を介さず、ご自身で保険会社担当者とやり取りをした実際にあったケースです。

被害者Aさんは、通院から90日が経過しようとしていました。他覚所見なしのいわゆる「むち打ち」です。MRI検査とレントゲン検査を受けましたが、主治医曰く「異常は見られなかった」そうです。

そんなある日、その日も病院から帰る途中のAさんの携帯電話が鳴りました。

Aさんが電話に出ると、保険会社担当者でした。

Aさん「…はい」

担当者「あっ、Aさんですか?今お電話大丈夫ですか?」

Aさん「はぁ、大丈夫ですが…」

担当者「その後、お身体の調子はどうでしょうか?」

Aさん「はぁ、まだ痛いから先生(主治医)にいろいろ治療してもらったりしていますが…」

担当者「あぁ、そうですか…ところでAさんの主治医に聞いたのですが、先日のMRI検査とレントゲン検査で特に異常は見られなかったということですが、そういった場合、そろそろなんですよねぇ。3ヶ月以上の通院は(Aさんのように他覚所見がない場合)無理なんですよねぇ。そういう決まりになっているんですよ

Aさんは何のことやらさっぱり分からないが、保険会社が言う「そういう決まり」という言葉を真に受けてしまい、「へぇ、そういうものなのかなぁ…」と思ってしまったそうです。

いいですか、被害者の皆さん、このときの保険会社担当者が言う「そういう決まり」なんてものはありませんので騙されないで下さい。

他覚所見がなくとも半年、あるいは1年以上治療を続けている被害者はいますし、そもそもそんな決まりはどこにもありません。

悲しいことに保険会社担当者の中には、このような「ありもしない決まり」をでっち上げ、被害者に治療打ち切りを迫ろうと考える人もいます。どうか、その場で相手の言うことを鵜呑みにせず、弁護士などの専門家に相談するようにして下さい。

関連記事

弁護士マップのイチオシ記事

  1. 治療はいつまで?
    交通事故で傷害を負った場合病院で入院や通院して治療を続けます。
  2. 逆走の罰則
    高速道路を逆走して衝突事故を起こしたニュースを聞いたことがあるのではないでしょうか?この...
  3. 物損と人身
    交通事故と言っても多種多様で、人命に関わる重大なものから車がへこむだけのような場合もあるでしょう。
  4. 弁護士に相談
    交通事故に巻き込まれたら、怪我や死亡に関わらず弁護士に相談するをおすすめします。
  5. 交通事故の点数について
    自動車を運転している人なら、誰しも違反点に注意していることでしょう。
  6. 一般的に「他覚的所見なし」のむち打ち。
弁護士特約