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むち打ちとは

一般的に「他覚的所見なし」のむち打ち。客観的には理解されにくむち打ちでも、患者自身がむち打ちをよく理解し、治療・検査、保険会社との担当者とやり取りをしていけば悪い結果がでないことも少なくありません。ここでは、「むち打ち」についてご説明します。

▼ むち打ちとは
むち打ちは医師の診断においては、外傷性頚部症候群もしくは頸部捻挫と書かれます。頸椎に事故による衝撃が加わることで、首筋・背中・肩などのコリや痛み、耳鳴り、頭痛、めまい、吐き気、手足のしびれなど、様々な症状をもたらします。こうしたものは医学的には症状の一部としてとらえられるため、症状として認められるものはあまりありません。

つまりはむち打ちによる精神的な影響がこうした症状に現れるという解釈なんですね。

▼ むち打ちになると
治療の必要があります。ただし、むち打ちは筋肉や靭帯、関節などの障害なのでレントゲンをとってもどこが症状の原因となっているかわかりません。治療はそれゆえ、整形外科ではなく、マッサージや電気療法、牽引などの理学療法が施されることになります。

直接患部を外科的に治療する性質のものではないため、症状の改善には時間がかかります。一般的には軽度のむち打ちで3か月以内、重度のものだと6か月以上かかったり、それ以上症状が改善しないこともしばしばあります。

▼ むち打ちの影響
むち打ちは通院期間も長くまた治療にかかっている時間、会社を休まなくてはならなくなったり、家事ができなかったりといった時間によって、精神的な苦痛を受けることもあります。慰謝料の支払いにおいてはそうした経済損失や機会損失、精神的な苦痛などが重要な要素となります。

▼ むち打ちによる請求について
むち打ちになってしまった場合、加害者に対して以下の請求を行うことができます。
治療費:治療に使った費用
通院費:病院へ通うために使った交通費ほか
入院雑費:入院時に必要になったお金
文書料:診断書を書いてもらうのに必要なお金
休業損害:治療で会社や家事を休まざるを得なかった時の慰謝料
後遺障害慰謝料:後遺障害認定時に支払われる
後遺障害逸失利益:後遺障害なく働いていた場合に得られた収入に対する請求

むち打ちは治療期間が長くなること、また後遺障害認定になる可能性もあることなどから、慎重に治療を進めていき、医師や弁護士との連携を図りつつ、しっかりと継続して通院を続けられる環境を自身で整えていくことが大切です。

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